harvest(仮説)

Hello Mr.Autumnというバンドが運営するサイトHarvest (http://harvest-autumn.com/)の仮設サイトでした

シーサイドウィンターフェスティバル2017に行ってきた

今日はシーサイドウィンターフェスティバル2017に行ってきた。

 

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このイベントは、株式会社シーサイド・コミュニケーションズ提供のラジオ、5番組のパーソナリティが出演するトークイベント。
出演は以下の通り

 

詳細はこちら

seaside-station.net

 

以下感想等。

昼の部

昼の部は田丸氏司会で始まる。前半はお題に沿ったトークで、後半は「田丸篤志presents 正解は田丸篤志」という、司会の田丸氏をフル活用した内容だった。

 

司会の田丸氏

出演しているパネリストの人たちが個性の塊、かつ田丸氏の味方ではない、ということで、前半のパートでは完全にパネリストに押されていたし、むしろ押し切られていた感じ。少し怯えてた感すらあった。

スラムダンクで言うと、ファウルを取りすぎてゴール下でのブロックが出来なくなってる桜木花道状態。

洲崎西の二人からは「隣に雄馬(一緒にラジオ番組をやっている内田雄馬氏)がいないとダメだな」と言われていた。

前半は各パーソナリティが自由になりすぎてて制御できてない感があったけど、後半のクイズパート「田丸篤志presents 正解は田丸篤志」では各番組が順に答えていくスタイルで、田丸氏もうまく制御出来ていたような気がする。

何にせよ、あのパーソナリティの面子の中、一人で司会として仕切るのは大変だと思うし、田丸氏は凄く頑張ってた。

 

巽さんのトーク力が上がってる気がする

前半パートのトークで「各番組が自身の番組のウリを説明する」展開で、あどりぶと洲崎西が飛ばされる流れに。
巽さんはすかさず「洲崎西は(言わなくても)良いので、うちの番組には言わせてほしい」と言い、巽さんが番組のウリを紹介するのかと思いきや、すかさず同番組パーソナリティの大橋さんに話を振って、大橋さんに番組紹介をさせようとしていた。

昔見たシーサイドのイベントだと、巽さんがこうやって前に出てくことなかった気がするし、こういうボケみたいなこと言ってなかった気がするので、素直に感心してしまった。

 

誰の手料理を食べたいかクイズでグッとくる

後半のクイズパート「田丸篤志presents 正解は田丸篤志」の一幕、「田丸氏は各パーソナリティのうち、誰の手料理を食べたいと思っているか」を当てる問題が出題された。

それまで田丸氏は「SSちゃんねるは味方」等の発言をしていたので、その二人のうちどちらかあたりの手料理を食べたい、と回答するのかと思いきや、まさかの「下田さんの手料理が食べたい」との回答。

会場の他の人もまさか下田さんとは予想してなかったようで驚きの声が上がってたし、下田さんも驚いていた様子。

その後、田丸氏が和食が好きとの発言から、下田さんは「煮物が得意です」と言っていた。意外な組み合わせ・意外な展開にグッときた。

 

巽さんが相変わらず凄い

シーサイドのイベントで巽さんは大抵一言で観客の心を鷲掴みにしていく。

昨年5月23日の「あどりぶグランプリ」では、「いちごパフェ」の一言で観客の心を鷲掴みにしていた。

hellomrautumn.hatenablog.com

 

今日は、後半パートで「パーソナリティ全員に『あ〜つし』と言ってもらい、誰の『あ〜つし』がグッときたかを当てる」クイズがあった。

巽さんは「篤志、大好き」の一言で観客、照井さんの心も鷲掴みにし、田丸氏も「一番良かった」と回答していた。

 

その他

その他も色々面白かった。

  • 下田さんは「篤志、煮物作ったよ」と言うも、巽さんの「篤志、大好き」には及ばず
  • 井上さんの絵が上手い
  • 瀬戸さんの田丸氏の似顔絵がなんとも言えず味わい深い
  • 西さんが「あ〜つし」と言う時の顔芸
  • チャームポイントは「唇」なのに、「マスクをして正面から撮られるのが一番キマってる角度」と回答する田丸氏の矛盾
  • 洲崎西は田丸氏のジャケット等を脱がせようとしたり、相変わらず自由
  • 睦心さんの声がかっこいい
  • 普段の番組風景を再現しようとしたものの、途中で心が折れ「おままごとしたい」と発言した洲崎さんがかわいい

 

 

夜の部

夜の部は、昼の部で田丸氏の心が折れたため、田丸氏だけでなく主催のシーサイド・コミュニケーションズ 社長の植木さんも司会を務めていた。
植木さんもいることで司会の安定感が増していた。田丸氏は誰かとの掛け合いをしながら司会をする方が活き活きしているし、田丸氏の良さが活きてる気がする。

夜の部は、バレンタインにちなみ、各番組がケーキのデコレーションをし、優勝チームには田丸氏のイケメンボイスをプレゼントという企画がメイン。

各番組の良さがそれぞれ出たデコレーションで、本当に良い企画だった。

 

IT革命が凄い

IT革命はトップバッターでケーキのデコレーション。 
IT革命は「下ネタラジオ」の触れ込みに相応しく、下ネタ要素も取り入れつつ、井上さんの画力を活かしたデコレーションになっていた。

番組の良さ × 井上さん自身の強み という美しい戦略でクオリティの高いものが出来上がる。

自分たちのことが分かっていないと出来ない仕上がりだし、素直に感心した。凄い。流石一流声優は違う。良いものを見せてもらった。

 

洲崎西は平常運転

田丸氏の階段芸(シーサイドライブフェス2015で「田丸氏は階段を上り下りするだけだった」 ことをきっかけとしたいじられネタ)を模したデコレーション。
階段芸を持ってくるところや、デコレーションのフルーツ等を自由に食べる洲崎西はいつも通り、という感じだった。

 

あどりぶのアドリブ力

その場のアドリブで適当に飾り付けしたものの、案外良い色味になっていた。
「様々な具材を乗っけることで、様々なたくさんの愛を盛り付けた」と説明する大橋さんのアドリブ力も凄い。
巽さんはそこに乗っかり「愛情全部載せ」と説明。

最初は「現代アート」と揶揄されていたものの、そんな説明や出来上がりの意外な良さが高評価。

 

SSちゃんねるはテーマが良い

SSちゃんねるの2人は昨年末に行われたシーサイドライブフェスの光景を描いたものにしようとしていたけれど、時間切れでフルーツ等が盛り付けられず、色味は渋い結果に。

 

体育会系ラジオの二人は凄かった

睦心さんと瀬戸さんの二人の息のあった連携、高いクオリティのケーキ、何もかもが凄かった。
瀬戸さんがスポンジを二つに割り、間にクリームとフルーツを盛り付け、側面にたてがみに見立てたイチゴをトッピング睦心さんはライオンの顔をチョコやシュークリームで描く、そんな分担が鮮やかだったし、発想が良かった。
しかも、二人の番組タイトル「獅子奮迅」の「獅子」に掛けてライオンをチョイス。
文句なしの優勝。
ラジオをまだ聞いたことがなかったので、聞いてみようと思った。

 

 

 植木さんのイケメンボイス

 今日のイベントのハイライトはこれだと思う。
優勝したチームには、田丸氏から体育会系ラジオの二人にイケメンボイスがプレゼント。その後、最下位だった洲崎西には、田丸氏の機転で植木さんからイケメンボイスがプレゼントされることになった。
流れとして、洲崎西の二人から植木さんにバレンタインデーのプレゼントをあげる→それに対して植木さんが甘い言葉を囁く、というもの。

植木さんは田丸氏にアドバイスを求めるも、「自分で考えてください」と突き放され、周りのパーソナリティからは「奥さんの○ほさんに言う台詞を思い出せば良いんだよ」とアドバイがされる。

いざ本番、植木さんの口から出てきたのは

 「ありがとう、甘い夜をお願いね

だった。

 ざわめく観客、困惑して「甘い夜をお願いね」を何度も繰り返す西明日香、笑いすぎてタオルで顔を隠す井上麻里奈、会場全体が意外な答えに驚嘆し、笑いの渦が巻き起こっていた。

植木さんは後悔していて「死にたい」と言っていたものの、身体を張ったパフォーマンスはさすが社長、最早かっこいい。(植木さんには悪いけれど)本当に爆笑してしまった。今後1年各番組や各イベントでいじられ続けるんだろうな・・・

 

巽さんの闇

最後に各パーソナリティの悩み相談コーナーがあった。
巽さんからの相談は「友達と一緒にいても、一人でいると錯覚してしまう」というもの。

友達と買い物に行っても、友達と買い物に来たことを忘れてしまい、一人で店を出てさまよったり、友達を置いて帰ってしまう、とのこと。巽さんは深夜に一人でブランコに乗るのが楽しい等、身体を張ってネタを提供してくれるのは本当にすごい。

 

 

今回のシーサイドウィンターフェスも面白かった。

各番組、個性が強くていつも抱腹絶倒、笑い疲れて帰宅する。

どのパーソナリティも(ある意味で)身体を張ってトークしてるし、本当に凄い。

イベントを見て思うのは、残っていく番組の人たちは、自らの個性を基に自らを曝け出している人たちだと思う。そうやって突き抜けていくことって難しいと思うし、自らを曝け出すことって怖いことだと思うんだけど、それでも曝け出していける強さがあることには素直に尊敬する。

イベントはただ面白いだけじゃなくて、そんなかっこよさも垣間見えて良い。

洲崎西のDJCDも買ったし、次回は5月の洲崎西イベントに参加しようと思う。

 

 

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記事とは関係ありませんが、バンドで曲を作っています。

http://hellomrautumn.bandcamp.com